TERRA FORMARSとあの娘も僕の抱き枕の共通点

週刊ヤングジャンプで掲載されているSF漫画です。
物語の舞台は地球で治療不可能なA-Eウイルスの感染者が増えている2620年。
A-Eウイルスが本格的に流行する前に治療薬の必要なサンプルを取りに特殊な手術を施された乗組員たちが火星に向かうストーリです。
その必要なサンプルがゴキブリなのですが普段私たちが目にしているゴキブリではなくて人為的に火星の環境を変化させて人類の住める星に改造するために人間が放った人型に進化したゴキブリなのです。

見た目はマッチョのゴリラみたいなんですが人間に対して超攻撃型で火星に降り立った人間を次々と攻撃していくのです。

火星に降り立つ前にゴキブリに攻撃を受け不時着した人類にゴキブリが襲い掛かるのですが、アメリカや日本、ロシアや中国などで構成されている乗組員の中にも裏切りを画策している班があったりと敵だらけなのです。

人間の登場人物にはM.O.手術という昆虫などの虫の能力を使えるようになる手術を受けています。

例えば主要人物の小町正一の手術ベースはオオスズメバチで毒針を両腕から出して攻撃したり肘からオオスズメバチの大顎を出すことができます。

主人公の膝丸燈の手術ベースはオオミノガというミノムシで強靭な糸を作り自在に操りゴキブリを捕獲できます。

現在アニメ化もされていて大注目の漫画です。

そんなTERRA FORMARSですが、あの娘も僕の抱き枕の漫画と共通点があります。

それは、どちらも相手が人間ではないという事。

あの娘も僕の抱き枕では、枕を相手に主人公が激しく攻めます。一応は人間の形をしているのですが本来は枕なのです。

だから何をしようが起きることはないのです。全くジャンルの違う作品ですが、意外な共通点には驚きです。

リングにかけろと泥酔えっちの緊張感が似ている

高校生の時、少年漫画をよく読んでいました。少年漫画もストーリーの展開がいいんですよね。
中でも、好きなのが、リングにかけろというボクシング物の漫画なんですけど。ストーリーも長い作品で面白かったです。
少女漫画と違って単行本が二桁越えるのはざらのようです。
それはさておいてですが、元々ボクシングにはあまり興味がなかったんです。
でもこれを読んで、ちょっとボクシングにも興味が出てきました。
作品中に特に、初期段階ではボクシングのこぼれ話も書いてあったりしましたし。
主人公の境遇にも共感したものです。
父がボクサーだったせいでボクサーになることを姉に強要された主人公。
しかも、再婚した母親の相手から虐待を受けて逃げ出したという話でなんだかよくありそうな話まで加わっていますね。
ただ、残念なのは後半はバトル重視になったところです。
でも、ボクシング物ですか戦うってのが主体になっても仕方がないかもしれないですが。
ともかく、私が好きだったのは主人公の姉と主人公のライバルとの恋の行方です。
何故二人がくっついたのかいまだによく分からないんですが。
少年漫画でもさりげないラブ浪漫があってもいいってことですね。
二人の行く末が気になってつい、主人公の影が薄くなったような気がしました。
この漫画に展開が何となく泥酔えっちにも似ているんです。
酔っている女性に手を出そうか、止めようかの頭の中の葛藤がリングにかけろの恋の行方に似ています。
泥酔えっちに関しては、ライバルは完全に自分で理性との戦いですね。
漫画に、たとえストーリーが違ってもいろいろ共通する感情があるもんですね。

Y十M柳生忍法帳

日本きっての大剣豪として宮本武蔵と並び証される柳生十兵衛が主人公の歴史マンガです。
歴史漫画といっても、ストーリーは実際にあった話ではなく山田風太郎が書いた小説をもとに書かれた漫画です。
ストーリーはある大名の不正を暴くために暗躍していた家臣たちが、
逆にその大名につかえる通称七本槍とよばれる奇妙な術を使う一向に辱めを受け殺される。
殺された家臣の娘たち堀一族の女七人がその七本槍にあだ討ちをするために、
最強の剣士である柳生十兵衛の元で修行をつみ、ついに七本槍に立ち上がる。
しかし、女性ばかりの堀一族の女七人では奇妙な忍術や格闘術を使う七本槍に勝てるわけは無く、
十兵衛の策略や罠に七本槍をはめ、一人ひとりと復讐を遂げていく。
だが、相手の七本槍も堀一族の女たちをおって暗躍する……。
というお話です。先が読めないストーリー展開は読み進めていくと「まさか!」といいたくなるようですが、かなり面白いです。
また、非力な女性だけで特殊な力を持つ七本槍の男たちをどうやって仇をとるのかは必見。
力差があるからこそ、奇策をつかってじわじわと七本槍を追い詰めていくストーリーはかなり頭を使います。
きちんと歴史考察もされているので、歴史物が好きな人にもおすすめな漫画になっています。

ハードナッツ

某女性週刊誌(○○自身)に連載中のネコが主人公の四コマ漫画。
私は四コマ漫画が好みである。
確かに、若い頃は眠れなくなる位切ない少女漫画を夜通しよんで泣いたりもした。
しかし、ある程度の年齢になってきて、子どももわりかし大きくなってくると、考えずにくすりと笑える漫画道に入ってきた。
ナッツはオッちゃんの猫。まあまあ強くて、ちっちゃいヤツ(捨て子猫)から何か懐かれている。
ナッツ様の人柄、いや猫柄のおかげであろう。
一応、ナッツは飼い猫である。ナッツ目線なので家族の話も面白い。
うちも昔猫を飼っていたが、こんな事考えていたのかな。作者は大竹ともさんと言うお方です。
私は美容室の雑誌でよんでよんで、ちっちゃいの(野良なので名前がなく、ナッツはこう呼ぶ)とのからみが好きでたまらなく単行本をゲットしてしまった。
ちっちゃいのの、怒ったシュールな顔は可愛さなんてみじんもなく、恐怖さえ感じる「シャッー」の威嚇顔。
四コマなので、電話かかってきても、洗濯干して一息ついた時でも、トイレでもくすりと笑える(私はトイレには持ち込まない主義だが)
皆さんも忙しい毎日から少しだけナッツののほほんとした日常に染まってみてはどうだろうか。

某有名私立大学ヤリサーの実態~新歓コンパでハメられた高峰美春の場合~

某有名私立大学ヤリサーの実態という漫画は、高峰美春という新大学生がヤリサーに溺れて行く姿を描いた漫画です。
ヤリサーと言えば、過去にニュースでも取り上げられられた事もあり、現実味のある話でもありますね。
ただ、この作品はあくまでも漫画という事で表現は過剰になっています。
もしヤリサーが実在したとしてもその真相は不明です。
ですので間違ってもこんなヤリサーが存在するとは思わないようにしてください。
ところで、肝心の内容ですが強烈なネトラレ感が味わえるストーリーとなっていて、
主にヒロインの高峰美春とその幼なじみの男の子。そしてヤリサーの主催者の郷山という男の感情が織り交ぜられている作品でもあります。
それぞれにその時の彼らの目線でもストーリーが展開していくので、より感情移入できやすい物語です。
美春の絶望から悦びへ変わっていく様。ヤリサーに入った事を全く知らない幼なじみの虚無感。
そして郷山のしてやったりという優越感。
決してビジュアルだけではなく、そのストーリー性にも注目できる漫画です。

有閑倶楽部

有閑倶楽部は、もう20年以上前の漫画で月刊誌に連載されていました。
この有閑倶楽部は、6人の様々な名家の男女が聖プレジデント学園内で起こった問題を解決していくというストーリーです。
生徒会「有閑倶楽部」に在籍しているメンバーがおこしていく痛快アクションコメディです。
有閑倶楽部のメンバーは、まずは生徒会長の「菊正宗清四郎」、彼は冷静沈着、美目秀麗、文武両道と完璧で男女問わず学校の人気者です。
次は「松竹梅魅録」彼は警視総監の息子だけど、バイク好き、遊び好きで不良息子だけど、熱血漢でとても硬派。
男子からはとても信頼が厚いです。
次は「美童グランマニエ」彼は、名前の通りスウェーデンと日本人のハーフで、スウェーデン大使の息子、
学校内では女子から圧倒的人気者のナルシスト、自他共に認めるプレーボーイです。
続きまして女子は「剣菱悠里」彼女は剣菱財閥の一人娘、だがちっとも女性らしさが無く、
運動神経抜群、食欲旺盛、野性のカンは鋭く、男勝りのじゃじゃ馬娘です。
ちなみに菊正宗清四郎とは幼なじみです。
「白鹿野梨子」は、日本画の大家を父に茶道家元の母を両親に持つ才色兼備の大和撫子、
上品で純粋なお嬢様で、男嫌いではあるがラブレターの数は可憐より多い。
最後に「黄桜可憐」彼女は自他共に認める美女で、名家の御曹司や資産家と知り合い玉の輿にのる事を目標としている。
宝石商の一人娘である。
この6人が次々と起こる難、怪事件を解決していく姿が、とても魅せられます。
また、登場人物にお酒の名前がつけられている所も、なかなかユニークだと思います。

素晴らしい世界

素晴らしい世界はバンドをやめてサラリーマンになった青年やいじめにあっている少女、
組のお金に手をつけ組織に追われる男等の日常に不安や不満をもつ人間のリアルな姿を描いた短編集です。
この漫画は山場もなくさらーっと読み進めてしまう話なんですが、
若いときに死にたいと思ったことがあったり、大人になりたくないとか、
時間がとまればいいのにとか普段考えてたことや社会に対することとか妙に共感できる部分もあり、
色々思い出してたまにドキっとすることがあります。
最終的に何を伝えたかったのかわかりにくいということもあり、好き嫌いがはっきりわかれる漫画だとは思いますが、
私はこういうボヤーっとした漫画は好きです。
結局は生きていれば何かいいことあるさというような感じなのかなと自分では解釈しています。
ひとつひとつの話に出てくる登場人物が他の回でも出てきて、あっこの人さっきの….という発見も楽しめますし、
最後にはに話がつながって、そういうことね。と地味な爽快感も味わえます。
個人的にはイラストがあまり上手いとは思わないのですが、こういうストーリーだからこそ下手な方がいいのかもと思います。
二巻までありますが一巻の方が内容がわかりやすいし、面白いと思います。

はだかんぼ教育

はだかんぼ教育はいろいろな意味で心も体もリフレッシュできる漫画です。
この話は裸で学業を行うという今では想像もつかない漫画ですが、
堅苦しい制服などを身につけているより余程ストレスなく勉学に励む事ができるでしょう。
生まれたままの姿で彼らが学業を行う姿は、世の中から解放されている感じも見受けられ読んでいてすがすがしさもあります。
なぜ学生は制服を着るようになったのかはよく分かりませんが、せめて私服、ダメなら裸でもいいと思えますね。
そして作中の彼らもまた、開放された悦びからか童心になったようにブランコや砂場遊びを楽しんでいます。
ちょっと現代では考えられないと思いますが、服を着るようになったから恥ずかしさを覚え、
本来の姿を見られる事に抵抗を感じるようになったのでしょうね。
人間は見た目も大事かもしれませんが、本当に大事なのは中身です。
さすがに今すぐはだかで生活しようというのは難しいですが、
裸になったつもりでありのままの自分をさらけ出しストレスのない生活をしたいものですね。
はだかんぼ教育

ダンテ神曲(上)

永井豪著・ダンテ神曲(上)は、14世紀イタリアを舞台に、詩人ダンテが地獄巡りの旅をする物語である。
政治抗争に敗れ、人生に絶望したダンテ。
詩人ヴィルギリウスの霊に導かれた彼は、地獄での見聞を詩に記録する使命を負う事になる。
旅の目的は「人間の罪悪を見定め、人生の正道を見出だす」事だ。
主人公ダンテは弱い。孤独感、無力感、名誉欲や虚栄心に常に苛まれている。
道中彼は亡者達と対話し、罵りあい、涙し、労りあう。罪とは、神とは、生まれて来た意味とは?
想い人ベアトリーチェの霊に見守られながら、彼は人生の葛藤や疑問に一つ一つ答えを見つけて成長して行く。
「地獄へ堕ちる者を少しでも減らせるなら、私は此処で見たもの全てを詩の力で後世に伝えよう」というダンテの言葉に、
追放されてなお故国を愛し憂え続けた彼の胸中を思って、思わず目頭が熱くなった。
原本の語り口をテンポよく再構成し、ドレの緻密な版画の模写を配する事により、
地獄の生々しさをインパクトをもって伝える事に成功した漫画作品といえる。
コンパクトな文庫版だが、読み応えのある濃密な364頁である。
西洋の天国・地獄観について知る取っ掛かりに最適な漫画としてお薦めしたい。

血を吸う教室

関よしみさんは、ホラー少女マンガの人気作家です。
多くの作品はありそうでないホラーなんですが「血を吸う教室」というのはまるっきりホラーな話です。
主人公の女の子のクラスにはいじめがありました。ある男子生徒が弱い男子生徒をいじめていました。
他のクラスメイトは、自分が関われば自分もいじめられてしまうため、誰もいじめを助けようとはしませんでした。
そんな日々が続いていましたが、ついに卒業式がやってきていじめから解放されるとみんな思っていました。
ところが、教室が突然、なにかに隔離されてしまいます。外に助けを呼ぶ事ができず、いじめられた男子がこういいます。
「ボクは死神と契約し、13人分の魂を捧げる事にしたんだ。今からその生け贄をみんなで決めるまで、外には出れない。」と。
この瞬間から、クラスメイトがクラスメイトを殺すというホラーが始まります。
アミダくじで殺される人を決めたり、腕相撲で決めたり…。誰かをかばって死を選んだり…。
主人公の女の子以外は、自ら死ねば外の世界に帰れると思って、みんな死んでしまいます。
しかし汚い魂は死神が受け取ってくれず、最後は誰も外に出れません。
さぁ、主人公の女の子はどうする?というラストで終わり、主人公の女の子を救いたくなる話でした。